シーズン前にエアコンの電源を入れたとき、窓を開けたほうがいいのかそのままでいいのか、意外と迷いませんか。「換気したほうがいい気がするけど、冷気が逃げそうで」とわたしも一度止まりました。
こんにちは、『くらしごと』のしおりです。エアコンの試運転は、夏が来る前に一度やっておきたい確認のひとつ。今回は「窓を開けるべきかどうか」を中心に、試運転の進め方をまとめました。
結論:試運転中は窓を開けてOK
エアコンの試運転では、窓を開けたまま運転するのが正解です。理由はシンプルで、冬の間にエアコン内部に溜まったカビや埃が、最初の運転で吹き出してくることがあるから。窓を開けておくと、その空気をそのまま外に逃がせます。
「でも冷気が逃げてもったいなくない?」と感じる人もいると思います。試運転のときは部屋を冷やすのが目的ではなく、エアコンがちゃんと動くかを確かめるのが目的です。むしろ窓を開けてエアコンをフル稼働させるほうが、不具合を見つけやすい状態になります。
試運転の前にここを先に見たい
スイッチを入れる前に、ちょっとだけ確認しておきたい場所があります。わたしなら、まずここを見ます。
- 最低温度(16〜18℃)に設定する
- 風量を最大にする
- 窓を開けて換気できる状態にする
- そのまま30分ほど運転する
- 異臭・異音・水漏れがないか確認する
この順番どおりに動くと、一通りの確認がスムーズに終わります。フィルターに埃がたまっていたら、試運転の前にさっと取り外して掃除しておくと、より安心です。
窓を開ける理由は換気だけじゃない
試運転で窓を開けるのは、ニオイや埃の問題だけではありません。エアコンをフル稼働させた状態で窓を開けていると、室温がなかなか下がりません。それでエアコンは「まだ足りない」と判断してずっと全力で動き続けます。
この状態のほうが、冷房がきちんと動いているか、冷たい風が出ているか、音や振動に異常がないかを確かめやすいんです。試運転として見るなら、部屋が涼しくならない状態のほうが都合がいい、とわたしは思っています。
ちなみに、窓は1か所だけ開けるより、対角線にある2か所を開けると空気の流れができて換気の効率が上がります。1か所しかない場合は、扇風機を窓の方向に向けるだけでも違います。
ニオイが気になる場合は特に換気を

久しぶりに動かしたら、変なニオイがして焦りました
シーズン最初の試運転で「何か臭う」と感じたことのある人、けっこう多いと思います。長期間使っていなかったエアコンの内部には、カビや菌が繁殖していることがあって、運転開始と同時にその空気が出てきます。
この場合も、窓を開けた状態で30分ほど運転し続けるのが基本の対処です。室内にニオイがこもる前に、外へ出してしまうのが一番早い。それでもニオイが取れない、あるいは焦げたようなニオイがする場合は、エアコン内部の汚れや故障の可能性もあるので使用を止めて確認したほうがいいです。
試運転のタイミングは、エアコンの内部の状態を確かめるいい機会でもあります。「なんとなく動いてる」で終わらせず、ニオイや音も一緒にチェックしておくと、夏本番に慌てなくて済みます。
試運転はいつやるのがいい?
試運転の時期は、本格的に使い始める2〜3週間前が目安です。真夏になってから「動かない」と気づいても、修理の予約が混み合っていてすぐに対応してもらえないことがあります。梅雨明け前、5月から6月のうちに一度動かしておくのが、個人的には余裕があっていいと感じています。
逆にいえば、この記事を読んでいるタイミングが5月や6月なら、今日か今週末にさっとやっておくのがちょうどいいタイミングです。30分あれば終わります。
試運転後に窓を閉めるタイミング
30分ほど試運転を終えて、異臭も異音も水漏れもなければ、そこで窓を閉めて通常の冷房モードに切り替えてOKです。試運転はあくまで確認のためなので、問題がなければ普通に使い始めていいです。
試運転のあとも、普段の冷房運転中に換気したい場合は「エアコンをつけたまま短時間だけ窓を開ける」のが正解です。エアコンを止めてから換気すると、室温が一気に上がってエアコンの再起動に電力がかかります。数分換気するだけなら、つけっぱなしのほうが結果的に電気代が抑えやすいです。
まずここから動いてみてほしい
試運転のときの窓は、開けて正解です。換気しながら30分フル稼働させることで、ニオイや埃を外に出しつつ、冷房がちゃんと効いているかを確かめられます。冷気が逃げるのが気になる気持ちは分かりますが、このときだけは開けておくほうが目的に合っています。
ちなみに、試運転で異臭や異音が出た場合、すぐに修理依頼をすると夏本番に間に合いやすいです。繁忙期の前に動いておくと、待ち時間のストレスがかなり違います。
今日か明日、窓を開けてエアコンのスイッチを入れるだけで確認は完了です。30分、時間を取れそうなときにやってみてください。












