洗濯機を選んでいて、「乾燥機能あり」と「なし」で迷い始めると、けっこう止まりますよね。縦型なのに乾燥まで付けるべきか、それとも乾燥は別で考えるか。このあたりで判断を後回しにすると、買ってから「やっぱり違った」となりやすいです。
こんにちは、『くらしごと』のしおりです。今回は縦型洗濯機の乾燥機能が本当に必要かどうかを、生活の場面ごとに整理してみました。
まず知っておきたい乾燥方式の違い
縦型洗濯機の乾燥機能は、ほとんどがヒーター乾燥という方式です。熱風を当てて乾かすため電気代が高くなりやすく、衣類が縮みやすいのが特徴です。
ドラム式に多いヒートポンプ式と比べると、仕上がりも電気代も差が出やすいです。この違いを先に知っておかないと、「乾燥機能付きにしたのに思ってたより使わなかった」という状況になりがちです。
乾燥方式の比較を簡単にまとめるとこうなります。
| 方式 | 主な洗濯機 | 電気代 | 衣類への負担 |
|---|---|---|---|
| ヒーター乾燥 | 縦型が多い | 高め | 縮みやすい |
| ヒートポンプ式 | ドラム式が多い | 低め | 比較的少ない |
毎日乾燥機能を使うつもりなら、この差は月の電気代にじわじわ効いてきます。週1〜2回程度の補助的な使い方なら、縦型の乾燥機能でも十分まかなえる場面はあります。
乾燥機能が必要になるのはどんな場面か
乾燥機能が活きるのは、「干す場所が少ない」「雨が続く時期に困る」「夜遅く洗濯して翌朝に乾いていてほしい」といった場面です。こういう使い方が月に何度あるかを先に数えてみると、判断しやすくなります。
わたしが特に止まるのは、「乾燥を使う頻度」の見積もりです。梅雨や冬の時期だけ使えれば十分という人と、週に4〜5日は使いたいという人では、選ぶべき機種がかなり変わってきます。
乾燥を週3回以上メインで使いたいなら、ドラム式との比較もセットで検討するのが現実的です。縦型の乾燥機能だけで代替しようとすると、電気代と衣類の傷みが積み重なりやすいです。
不要になりやすいケースはここ
逆に、乾燥機能なしで十分なケースもあります。確認してみると、意外と不要だったという人が多いです。
- 浴室乾燥機や衣類乾燥機がすでにある
- 乾燥機能をメインではなく補助的にしか使わない
- 縮みやすい衣類が多い
- 初期費用をなるべく抑えたい
- 電気代を月単位で気にしている
浴室乾燥機がある家では、縦型洗濯機の乾燥機能を買ってもほとんど出番がなかったという声はよく聞きます。あとで「なしでもよかった」と気づくパターンが多いのがここです。
乾燥機能なしのモデルは同スペックなら本体価格が抑えられることも多いので、「乾燥をどこで補うか」を先に決めておくと選択肢が絞りやすくなります。
乾燥機能付きを選ぶ前に確認したいこと
乾燥機能付きにするなら、先にいくつか確認しておくとあとが楽です。わたしならここを先に見ます。
- 乾燥容量
-
洗濯容量より少ないことが多い。一度に乾かせる量を先に見る
- 乾燥時間の目安
-
縦型は2〜3時間かかるものも多い。生活リズムに合うか確認
- フィルター掃除の頻度
-
乾燥機能は使うほどフィルターが詰まる。手間として把握しておく
乾燥容量は見落としやすいです。洗濯は8kgできても乾燥は5kgまで、というモデルもあります。毎回2回に分けて乾かすのが面倒に感じる人は、ここで止まっておくといいです。
縦型で乾燥機能を使うときに起きやすいこと

乾燥後に縮んでいた、というのが一番多い声です
縦型のヒーター乾燥は温度が高くなりやすいため、綿素材や薄手のニットが縮みやすいです。ドラム式より衣類への負担は大きめ、と先に認識しておいたほうがいいです。
また、乾燥機能を使い続けるとフィルターに埃が溜まりやすく、乾きが悪くなってきたと感じたらほぼここが原因です。掃除を怠ると乾燥時間がどんどん長くなるので、乾燥フィルターは毎回使用後に確認する習慣をつけておくと余計な手間が減ります。
乾燥機能付きのモデルは部品が増える分、故障のリスクも単純な洗濯機より高くなりやすいです。保証期間や修理費用のことも頭に入れておくと判断が変わることがあります。
迷ったときに先に決めたいこと
縦型洗濯機の乾燥機能が必要かどうかは、「乾燥をどのくらい使うか」と「今の住まいに別の乾燥手段があるか」で大体決まります。この2点を先に決めてから機種を見ると、選択肢がだいぶ絞れます。
ちなみに、乾燥機能なしの縦型を選んで、別途コンパクトな衣類乾燥機を置くという使い方も選択肢のひとつです。乾燥だけを切り分けることで、洗濯機の買い替えサイクルと乾燥機のサイクルを別に管理できるので、長く使う視点だとコスパが出やすい場合もあります。
まず今週、自分が「週に何回乾燥を使いそうか」を具体的に数えてみるのが一番早いです。その数字を持って売り場に行くと、比べるポイントが見えてきます。












