新しい機器をつなぐためにLANケーブルを選ぼうとしたとき、フラットと丸型が並んでいて、どれを選べばいいのか手が止まってしまった、そんな経験はありませんか。
『くらしごと』のしおりです。今日は、フラットと丸型のLANケーブル、どちらを選べば失敗しないかを一緒に考えていきます。
フラットと丸型はどう違う
フラット型は薄くて柔らかく、ドアの隙間や家具の下を通すのに向いている形状だ。丸型は太さがあって頑丈で、ノイズに強いつくりになっている。
- フラット型
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薄くて柔らかく、狭い隙間にも通しやすい
- 丸型
-
太くて頑丈、ノイズに強く長距離向き
耐久性の面でも違いが出てくる。丸型は外側の被膜が厚めなので、多少雑に扱っても壊れにくい傾向がある。フラット型は薄い分、折り目がついたり、角のあるところに当たると劣化しやすいので、扱いには少し気をつけたいところだ。
わたしは最初、薄いほうが扱いやすそうという理由だけでフラット型を選びかけて、一度手を止めた。理由まで見ておかないと、あとで後悔しそうな気がしたからだ。
まず何を確認すればいいか
LANケーブルを選ぶ前に、まず確認したいのは、ケーブルをどこに通すかという点だ。壁際の隙間を通すならフラット型が向いているし、部屋をまたいで長く配線するなら丸型のほうが安心できる。そのうえで、部屋をまたぐ配線なのか、机の周りだけの短い配線なのかも一緒に見ておくと、あとで買い直す手間が減る。
先に確認しておきたいのは、次のような点だ。
- ケーブルを通す場所の形状
- 必要な長さは何メートルか
- 人やキャスターが当たる場所か
- 使う機器の対応規格
これらを先に見ておくと、フラットか丸型かがすぐに決まりやすくなる。あとから測り直したり買い直したりする手間が減るので、最初の五分がいちばん効いてくる部分だと思う。
選び分けの分かれ目になる場所
フラットと丸型で迷う人が多いのは、設置場所と通信の安定さ、両方を一度に考えようとするからだと思う。
人やキャスターが当たる場所を通すなら、フラット型は避けたほうが安心だ。踏まれ続けると、被膜が傷んで断線しやすくなる。オフィスチェアの下や部屋の入り口付近は、思っているより人の往来が多い。
反対に、机の下や壁の裏側など、踏まれる心配がない場所なら、フラット型の薄さがそのまま便利さになる。わたしなら最初にこの場所を見る。
特徴を並べてみると分かること
ここで一度、フラットと丸型の特徴を並べて見てみると、選びやすくなる。設置場所、耐久性、通信の安定さという三つの軸で比べると、それぞれの得意なところがはっきり見えてくる。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| フラット型 | 薄い、隙間に通しやすい、踏まれる場所は不向き |
| 丸型 | 頑丈、ノイズに強い、長距離配線に安心 |
表だけで決めるのではなく、自分の家の配線をイメージしながら見ると、どちらが合うかが具体的にわかってくる。こうして並べてみると、フラットと丸型はどちらが優れているというより、使う場所に合わせて選ぶものだとわかる。迷ったら場所から決めるのが早い。
意外と見落としやすいところ
フラット型は見た目がすっきりするので、通信の安定さまで気にせず選んでしまう人が多い。実際はノイズの影響を受けやすく、動画や通話が途切れやすくなることがある。

ここ、先に見たいところです!
丸型でも、必要以上に長いケーブルを適当に丸めて放置すると、ノイズの影響を受けやすくなる点は同じだ。長さは使う分だけに近づけたほうが安心できる。カテゴリという通信規格の表示を見落として、形状だけで選んでしまうケースもよくある。せっかく丸型を選んでも、規格が古いと速度が伸びないので、少しもったいない結果になる。
後回しにすると困ること
後回しにすると面倒になりやすいのは、通信が不安定になってから配線を見直す作業だ。壁の裏やカーペットの下を通していると、あとから引き直すのはかなり手間がかかる。
丸型でも配線を適当にまとめたままにしておくと、あとで抜き差しがしにくくなり、結局配線をやり直すことになる。二度手間になるのはできるだけ避けたいところだ。先に置き場所と長さを決めておくと、そのあとの作業がぐっと楽になる。ここは先に見ておくとラクな部分だと思う。
逆に、机の周りだけで使うような短い配線なら、フラット型のまま気にせず使っても問題になりにくい。すべての場所で丸型が正解というわけではなく、使う範囲に合わせて考えれば十分だ。
機器の対応規格も見ておきたい
先に見ておくとラクなのが、今使っているルーターや機器の対応規格だ。Cat6以上に対応していれば、フラットでも丸型でも高速通信を活かせる。
逆に古い機器を使っている場合は、ケーブルの形状よりも先に、機器側の対応状況を確認したほうが早い。せっかくいいケーブルを選んでも、機器が対応していないと速さを感じられないままになる。
このあたりで迷う人が多いが、形状より先に機器を見る、という順番を覚えておくと選びやすくなる。ルーターの背面や説明書に対応規格が書かれていることが多いので、数字を確認するだけの、今日中にできる作業だと思う。
迷ったらこの順で確認したい
フラットと丸型は、通す場所と踏まれる心配があるかどうかで選ぶとわかりやすい。隙間を通すならフラット型、長距離や安定を重視するなら丸型が向いている。ここまで見てきた内容を思い出しながら、家の配線を思い浮かべてみてほしい。
ちなみに、ここでひとつ見ておきたいのが、ケーブルのカテゴリ表示だ。同じ形状でも規格によって速度が変わるので、形状と一緒に確認しておくと二度手間になりにくい。
今すぐ買い替えなくてもいい。まずは家の中でケーブルがどこを通っているか、今日か明日のうちに一度見てみてほしい。そこがわかれば、フラットか丸型かは、思っているよりすぐに決まるはずだ。











