デスクで作業していると、いつの間にか頬杖をついていた、なんてことありませんか。やめたいと思いつつも、ふとした瞬間にまたやってしまっているクセ。わたしも以前、長時間パソコン作業のあとに気づいたら頬杖をついていて、そのまま数十分…ということが続いていました。
こんにちは、『くらしごと』のしおりです。今回は、頬杖がなぜクセになるのか、続けるとどんな影響が出やすいのか、やめたいときに何を見直すといいのかを、まとめておきます。
頬杖をついてしまう理由とやめたいときの見直しポイント
頬杖は、疲れや退屈、集中しているときなど、さまざまな場面でついやってしまいます。首や肩まわりの筋肉が疲れていると、頭の重さを手で支えたくなるのが一つの理由です。頭の重さはおよそ5キロ前後とも言われていて、それを首だけで長時間支えるのはけっこうな負担なんですよね。
また、猫背になっている状態では、体の軸がずれて頭が前に出やすくなります。そうなると首への負担がさらに増して、自然と手で支えたくなる流れになりやすい。姿勢とセットで考えると、頬杖はその場しのぎの補助みたいな感覚に近いかもしれません。
無意識にやってしまうのが厄介なところで、「気づいたらついていた」という状態がずっと続いていると、クセが深くなっていきます。まずは自分がどんな場面で頬杖をつきやすいか、一度確認しておくと動きやすいです。
頬杖が続くとどうなりやすいか
頬杖は「ちょっとだけ」のつもりでも、毎日繰り返していると少しずつ影響が出てきます。特に気になるのが、顔や顎のゆがみです。
- 顔のゆがみ・左右差
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片側だけに圧がかかり続けると、顔の左右バランスが少しずつ崩れやすくなる
- 歯並び・顎への影響
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下顎に圧力がかかることで歯列が狭まったり、顎関節に負担が出やすくなる
- 肌のたるみ・シワ
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頬の皮膚が同じ方向に引っ張られ続けることで、たるみやシワが出やすくなる
- 肩こり・首こり
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頭が傾いた状態が続くと首・肩・背中の筋肉への負担が増しやすい
すぐ大きな変化が出るわけではないので、「たいしたことない」と後回しにしがちなんですよね。でも、毎日何十分もかけてじわじわ積み重なっていくものだと思うと、早めに気にしておいたほうが後から楽です。
特に成長期の子どもの場合は骨や筋肉がやわらかい分、影響が出やすいとも言われています。大人でも長年のクセになっていると変化が出やすくなるので、気になるなら早めに習慣を見直すほうが手間が少ないです。
まず何を確認するといいか
頬杖をやめたいと思ったとき、わたしがまず確認したのは「どの場面でついやってしまうか」でした。デスクワーク中、スマホを見るとき、食事後にぼーっとしているとき、など、場面を絞るとやめやすくなります。

場面が分かると、対策が立てやすいです!
次に確認したいのが、椅子や机の高さです。机が低すぎたり、椅子が体に合っていなかったりすると、自然と前傾みになって頬杖をつきやすい状態になります。作業環境を少し調整するだけで、頬杖の回数が減ることもあります。
あとは、首や肩のこりが強くなっている場合も、頬杖に逃げやすくなるパターンがあります。体の疲れが頬杖のきっかけになっているなら、そちらを先にほぐすほうが根本から変えやすいです。
頬杖をやめるための具体的な見直し
クセをなくすためには、「無意識でやっている状態」から「気づける状態」に変えるのが最初の一歩です。いきなり完全にやめようとすると続かないので、まずは気づいたらすぐやめるを繰り返すところから始めるのが現実的です。
- 気づいたらすぐやめる、を繰り返す
- よく頬杖をつく場所の机・椅子の高さを見直す
- 姿勢が崩れやすい時間帯に意識的にリセットする
- 首や肩のこりがひどい日は軽くストレッチをはさむ
- 家族や近くにいる人に気づいたら声をかけてもらう
周りに声をかけてもらうのは少し恥ずかしいかもしれませんが、自分では気づけないタイミングに気づける一番確実な方法です。最初だけ少し意識してもらえれば、自分でも気づけるようになっていきます。
姿勢を意識するのは疲れるので、ずっと続けるより「作業を始めるときだけ背筋を伸ばす」「時計を見たタイミングで姿勢を確認する」のように、きっかけを決めておくと続けやすいです。一度に全部変えようとすると続かないので、場面を一つ決めて試すほうが実感が出やすいです。
頬杖と姿勢はセットで見たい
頬杖だけをやめようとしても、姿勢が崩れたままだとまた戻りやすくなります。頬杖をやめたい場合は、座っているときの姿勢も一緒に見直しておくのがポイントです。
具体的には、骨盤を立てた状態で座ること、画面の高さが目線より少し下になるよう調整することが基本です。パソコン作業が多い場合は、スタンドや外付けキーボードを使って体への負担を減らすだけでも変わります。
スマホを見るときも同じで、うつむき気味の状態が続くと首への負担が増えて頬杖をつきやすくなります。スマホを持つ位置を少し上げるだけで、姿勢が崩れるスピードが変わってきます。
迷ったらここから確認する
頬杖のクセは、気づいていないうちに続いていることが多いです。まず「どこで一番よくやっているか」を一つ思い浮かべて、その場所だけ集中して意識してみるのが一番手軽に始められます。
ちなみに、机や椅子の高さを見直すのは先にやっておくとラクです。体の位置が合っていない状態で意識だけ続けようとすると疲れやすいので、環境から変えたほうが後が続きやすいです。
今日できる一歩は小さくていいと思っています。まずは作業をはじめる前に一度だけ姿勢を確認する、それだけでも変化のきっかけになります。少しずつ積み上げていきましょう。











