引っ越しの手続きでうっかり後回しにしやすいのが、ガスの開栓です。電気や水道と違って立ち会いが必要なので、「気づいたら当日になっていた」だと、入居してすぐにお湯が使えない、なんてことにもなりかねません。
こんにちは、『くらしごと』のしおりです。引っ越し前の手続きは数が多くて、つい優先度が下がりがちなんですよね。でもガスだけは、早めに動いておかないと困る場面が出てきやすいので、先に確認しておきたいポイントをまとめました。
ガス開栓は何日前に申し込む?
結論から言うと、通常期は引っ越し日の1〜2週間前、繁忙期(3〜4月)は1か月前が目安です。立ち会いの日時を調整する必要があるため、希望の日に来てもらうには余裕を持った申し込みが前提になります。
「遅くとも1週間前には」と書かれていることが多いですが、わたしなら2週間前を基準にします。予約枠は埋まりやすく、特に引っ越し後すぐにガスが使えないと困る場面(お風呂、料理)は多いので、ここは余裕を持って動きたいところです。
通常期と繁忙期で何が違う?
時期によって、同じ「1週間前」でも余裕度がかなり変わります。ここは先に見ておくとラクです。
- 通常期(5〜2月ごろ)
-
1〜2週間前の申し込みで希望日に対応してもらえることが多い
- 繁忙期(3〜4月)
-
1か月前を目安に。2週間前でも希望日時が埋まっているケースあり
3月〜4月の引っ越しシーズンは、ガス会社の予約が一気に集中します。担当者を増員して対応するガス会社も多いですが、それでも枠には限りがあります。希望した日にちに来てもらえない、となると、入居後しばらくガスが使えない日が続くことになります。
前日や当日でも申し込みできる?
ここ、迷う人が多いところです。結論は「できる場合もあるが、保証はない」です。東京ガスのように、当日午前7時半までにインターネット申し込みすれば、同日午後に来てもらえることがあるガス会社もあります。ただしこれは通常期・空き枠がある場合の話で、繁忙期や直前対応では難しくなります。
前日申し込みも、「原則として前日まで」と案内しているガス会社はありますが、希望の時間帯が選べなかったり、当日の午後しか対応できないケースも出てきます。「とりあえず当日でいいか」という判断は、後回しにすると面倒です。

前日・当日は、時間帯を選べないことが多いです
立ち会いって何をするの?
ガスの開栓作業は15〜30分ほどで終わります。ガス会社の担当者が訪問し、ガスメーターの開栓と安全確認を行い、コンロや給湯器などの機器に火がつくかどうかをその場で確認します。この確認作業があるため、本人か代理人の立ち会いが必要です。
代理人でも対応可能なガス会社がほとんどですが、コンロや給湯器はあらかじめ設置済みにしておく必要があります。立ち会い当日に機器が届いていない、設置が終わっていない、という状況は避けることを先に確認しておくとスムーズです。
申し込みに必要なものは?
電話でもインターネットでも、申し込み時に伝えるのは基本的に次の内容です。
- 新居の住所
- 使用開始希望日と立ち会い希望時間帯
- 氏名・連絡先
- ガスの種類(都市ガス or プロパンガス)
新居が都市ガスかプロパンガスかは、物件情報や管理会社に確認すると分かります。プロパンガスの場合は、大家や管理会社が契約先のガス会社をすでに決めているケースが多いので、自分で選ぶ前にまず確認が必要です。
旧居のガス閉栓もセットで動く
新居の開栓と並行して、旧居のガス閉栓の手続きも必要です。閉栓は立ち会い不要のことが多いですが、こちらも1週間前までには連絡しておくのが目安です。退去日ギリギリまで旧居を使う場合は、閉栓日を退去日当日か前日に設定するのが一般的です。
開栓と閉栓で、ガス会社が異なる場合もあります。旧居と新居でガス会社が変わる場合は、それぞれ別々に連絡が必要です。まとめて一つの電話で済ませようとしてもできないので、先に確認しておきたいところです。
申し込みのタイミングを整理すると
ガス開栓の申し込みは、通常期なら引っ越し日の2週間前、繁忙期の3〜4月なら1か月前を基準に動くのがいちばん無難です。インターネット申し込みは24時間対応しているガス会社が多いので、引っ越しの準備をまとめて動かすタイミングでそのまま済ませてしまうのがラクです。
ちなみに、開栓が早すぎると引っ越し完了前からガス料金が発生することがあります。使用開始日は引っ越し当日か、入居する予定日に合わせて設定するのが基本です。使用開始日を先に決めてから申し込むと、日程の調整もスムーズにいきます。
まずは新居のガス会社を調べるところから始めてみてください。都市ガスの場合はエリアのガス会社、プロパンの場合は管理会社への確認が最初の一歩です。そこさえ分かれば、申し込み自体は15分もあれば終わります。








.jpg)



