テザリングでパソコンをつないだ途中、画面がふっと止まって、そのまま何分も動かなかったこと、ありませんか。原因が分からないと、直す前にまず何から見ればいいのか迷ってしまいますよね。
『くらしごと』のしおりです。今日はテザリングでパソコンが遅くなる原因を、実際に確認する順番も含めてまとめてみます。
テザリングが遅くなる原因はひとつじゃない
テザリングが遅いとき、最初に思いつくのは電波の弱さだと思います。ただ実際は、それだけが原因というケースはむしろ少なくて、いくつかの要素が同時に絡んでいることのほうが多いんですよね。
スマホが複数の端末と同時につながっていたり、データ通信量がもう上限に近かったりすると、それだけで速度がぐっと落ちてしまいます。パソコン側の設定やUSBケーブルの状態が影響していることも意外とあります。
親機になっているスマホ本体が発熱していたり、処理が重くなっていたりするのも見逃しがちなポイントです。遅さの原因はスマホ・パソコン・環境のどこかに分かれていると考えておくと、探すときの見当がつけやすくなります。
まず確認したいこと
直す前に、わたしならまずここだけ見ておきます。一気に全部を見るより、順番に確認していくほうが結局早く原因にたどり着けます。
- 電波の強さと今いる場所
- データ残量の状況
- 同時接続している端末数
- Wi-Fiの周波数帯の設定
- バックグラウンド通信の有無
この5つを一つずつ見ていくだけで、原因がどこにあるかだいたい絞り込めます。特にデータ残量は見落としがちなので、わたしは先にここだけ先に確認してから、他の項目に移るようにしています。
パソコンとスマホどっちが原因?
同じテザリングでも、パソコン側とスマホ側、どちらに原因があるかによって直し方がまるで変わってきます。ここを最初に切り分けておかないと、あとで手間が二重になりがちです。
スマホの電波表示が弱いなら電波側を疑ったほうがよさそうですし、パソコンが別のWi-Fiにつないでも遅いなら、パソコン本体のほうに問題が潜んでいるかもしれません。一度、別のWi-Fiにつなぎ替えて速度を比べてみると、切り分けがしやすくなります。
わたしなら最初にここを見ます。切り分けをあいまいにしたまま設定をいじり始めると、結局どこが直ったのか分からなくなってしまうんですよね。先に比較しておくほうが、あとがラクです。
後回しにすると起こること
原因を探さずにそのまま使い続けると、データ容量の上限に達してしまい、月末までずっと速度制限がかかる、なんてことも起こります。
混雑する時間帯にそのまま作業を続けると、動画も資料の読み込みも重くなって、仕事の手が止まりやすくなります。ここで一度立ち止まって時間帯をずらすだけでも、案外変わることが多いです。忙しいときほど、つい後回しにしたくなるところですが。
反対に、原因がすでにはっきりしている場合は、無理に全部の設定を見直す必要はありません。データ容量が原因だと分かっているなら、そこだけ対処すれば十分です。
データ容量とプランの見直し
設定を全部見直しても速度が変わらないときは、そもそも契約しているプランそのものが合っていないのかもしれません。
テザリングをよく使うのに、データ容量の少ないプランのままだと、月の後半はいつも速度制限に悩まされることになりがちです。使う頻度が増えてきたと感じるなら、容量の多いプランへの切り替えを検討する時期かもしれません。
格安SIMを使っている場合は、時間帯によって速度が落ちやすい傾向もあります。混雑する時間にどうしても作業したいなら、キャリアのプランのほうが安定しやすいこともあるんですよね。ここは好みや使い方次第でもあります。
USBとWi-Fi、安定するのは
テザリングにはWi-FiとUSBの2つの方法があって、速度の安定感はけっこう違います。用途によって使い分けたほうが、結局は快適に使えます。
- Wi-Fiテザリング
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手軽だけど電波状況に左右されやすい
- USBテザリング
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配線は必要だけど速度が安定しやすい
パソコンの前に長時間いるなら、USBでつないでおくと安定して動きやすいです。移動しながら使うことが多いなら、Wi-Fiのほうが現実的だと思います。
「毎回どっちにしよう」と迷うくらいなら、作業時間が長い日はUSB、外出先で短時間ならWi-Fiと決めておくと、そのつど考えずに済むのでラクです。
iPhoneとAndroidの違い
テザリングの設定はiPhoneとAndroidで少し違うので、見るべき場所も機種によって変わってきます。
iPhoneは「設定」から「インターネット共有」を開いて、最大互換性のオンオフを確認してみるのが早いです。オフにすると5GHz側で通信できるようになることがあり、それだけで速度が上がるケースもあります。
Androidは端末によって表記がバラバラなので、「テザリング」や「アクセスポイント」といった項目のあたりから周波数帯の設定を探すことになります。ここで迷う人が多いので、機種名で検索して手順を確認するのが一番早い気がします。
見落としやすいポイント
速度が遅い原因を探すとき、案外見落としやすいのがパソコン側に常駐しているアプリの存在です。
クラウドの同期アプリや自動バックアップが裏で動いていると、テザリングの帯域を静かに食っていることがあります。パソコン側のタスクを一度確認しておくと、実は原因がスマホ以外にあったと分かることも珍しくないんですよね。

ここ、地味に見落としがちです
あと、スマホのバッテリー残量が少ないときも、省電力モードの影響で通信が絞られやすくなります。充電しながら使うだけで改善するケースもあるので、先に確認しておくとラクだと思います。
再起動だけで直ることも
いろいろ確認する前に、実はスマホとパソコンの再起動だけで直ってしまうことも結構あります。原因を細かく探す前に、まず試しておきたい方法です。
接続が不安定なときは、一度テザリングをオフにして、機内モードを挟んでから再度オンにしてみる。パソコン側もWi-Fiをいったん切って、数分待ってからつなぎ直すと安定しやすくなります。
それでも直らない場合は、スマホの再起動だけでなく、SIMカードを一度抜いて入れ直してみるのも一つの手です。接続情報がリセットされて、通信が安定することもあります。手間はかかりますが、意外と効果があります。
まずここから試してみて
テザリングが遅くなる原因は、電波、接続台数、データ容量、パソコン側の設定など、いくつも重なっていることが多いです。一つに絞れなくても、順番に見ていけば大丈夫です。
ちなみに、ここでひとつ見ておきたいのが周波数帯の設定です。5GHzに切り替えるだけで速くなることもあるので、他の対処より先に試す価値があると思います。
まずは今日、データ残量と電波の強さだけ確認してみてください。それだけで、次に何をすればいいかが自然と見えてくるはずです。











