Wi-Fiルーターの置き場所、どこがいい?電波が安定する場所の選び方

Wi-Fiルーターを置く場所、なんとなく「とりあえずここかな」で決めていませんか。配線の都合や見た目の問題もあって、つい棚の隅や床に置いてしまうんですよね。でも場所によって電波のつながり方はけっこう変わります。

こんにちは、『くらしごと』のしおりです。今回はWi-Fiルーターの置き場所について、電波が届きやすくなる場所の選び方をまとめました。

目次

まず知っておきたい電波の広がり方

Wi-Fiの電波は、ルーターを中心に球体状に広がります。上にも下にも横にも同じように出ていくイメージです。だから床に直置きしていると、電波の大部分が下(床)に向かって逃げてしまいます。

ここ、わたしが最初に「あ、そういうことか」と止まったポイントです。床置きは場所を取らなくてラクなんですけど、電波の面では一番もったいない置き方なんですよね。

高さを出すだけで届く範囲が変わるので、まずここを見直すのが一番手間のかからない改善策です。

置くなら「高さ」と「場所」から決める

Wi-Fiルーターを置くときに最初に決めたいのが、床から1〜2mの高さ、かつ部屋の中央に近い場所というこの2点です。どちらか片方だけでも改善できますが、両方そろうと電波の届く範囲がぐっと広がります。

棚の上、テレビ台の上段、本棚の上など、床から少し高くなる場所に置くだけで変わります。特別な器具を用意しなくても、今ある家具で対応できることが多いです。

部屋の端や壁際は、電波が外や隣室へ逃げやすくなるので、できれば中央よりに置くのが理想です。とはいえ配線の都合もあるので、「壁際でも高さだけ稼ぐ」という選択でも十分効果があります。

置いてはいけない場所を先にチェック

電波が弱くなりやすい場所はある程度決まっています。場所を決める前に、次の5点を確認しておくとあとで迷いにくくなります。

  • 部屋のなるべく中央に近い場所
  • 床から1〜2mの高さ(棚の上など)
  • 電子レンジ・電話機から離れた場所
  • 水回りや水槽の近くを避ける
  • 棚や押し入れの中には入れない

特に電子レンジは、使用中に2.4GHz帯の電波と干渉しやすいです。ルーターがキッチン周りにあると、食事の準備中だけ急にWi-Fiが遅くなる、という現象が起きやすいです。心当たりがある場合は、まず電子レンジとの距離を確認してみてください。

棚の中や押し入れは思ったより電波を弱める

見た目をすっきりさせたくて、収納の中や扉付きの棚にルーターをしまっている人も多いと思います。気持ちはとてもよく分かるんですが、ここが一番「もったいない置き方」になりやすいんですよね。

隠して収納、けっこう電波が弱くなります

木の扉なら多少電波は通りますが、金属製の棚や扉だとほぼ遮断されます。また囲まれた空間はルーター自体が熱を持ちやすく、機器の寿命にも影響します。見た目より少し妥協して、扉なしの棚に出しておく方が長い目でみるとラクです。

どうしてもしまいたい場合は、扉のない棚か、背面が開いたラックを使うのがおすすめです。「置き場所を変えただけで速度が変わった」という話はよく聞くので、まず一度出してみる価値はあります。

2階建て・一軒家の場合はどこに置く?

2階建ての家で「1階でしかWi-Fiが届かない」「2階が弱い」という場合は、ルーターの置き場所を変えるだけで改善できることがあります。

木造の2階建てなら、2階に置く方が建物全体に電波が広がりやすいです。電波は上から下へ届く方が、下から上へ届かせるよりも届きやすい傾向があります。1階でも使いたい場合は、2階の床近く(廊下の棚など)に置くのがひとつの手です。

3階建ての場合は2階の中央付近が理想的です。どの階でも同じように使いたい場合は、中間階に設置すると電波の偏りが出にくくなります。「2階の階段そば」は意外と届きがよい場所として知られています。

よくある見落とし:窓際と壁の素材

窓際への設置も、一見よさそうで実はもったいない置き方です。窓から電波が外に逃げてしまうため、室内に届く電波量が減ります。窓際の棚がルーターの置き場所になっているなら、少し室内寄りに動かすだけで変わることがあります。

また、壁の素材によって電波の通りやすさが変わります。木造の壁は比較的電波を通しますが、コンクリートや土壁は電波を遮りやすいので、そういった壁に囲まれた部屋はルーターを近くに置く方が無難です。リノベーション住宅や古い家屋では特に注意したい点です。

「部屋ごとに速度が違う」と感じたら、壁の素材を確認してみるのも一つの判断材料になります。

迷ったらここを順番に確認する

置き場所を見直すときは、順番を決めると動きやすいです。まず床置きしていないか、次に電子レンジや水回りに近くないか、そして棚の中に閉じ込めていないか。この3点を確認するだけで、多くのケースは改善できます。

ちなみに、アンテナが外付けのルーターは向きも影響します。平屋や横に広い間取りなら垂直に立てる、縦に長い間取りや複数階なら水平に寝かせる方が電波の届く範囲が変わることがあります。先に間取りのどこを重点的にカバーしたいかを決めると、アンテナの向きも判断しやすくなります。

まずは今のルーターの位置から、床よりひとつ上の棚に動かしてみるのが一番手軽な一歩です。試してみて変化を感じたら、そこから場所をさらに中央に寄せていくと、効率よく改善できますよ。

情報は更新時点のものです。最新情報は公式サイトもあわせてご確認ください。

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「くらしごと」しおり

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