こんにちは。急にエアコンの話で「2027年問題」と出てくると、まず困るのが、で、うちは今どうすればいいのというところですよね。
『くらしごと』のしおりです。こういう話、制度の説明だけ読んでも動きにくいので、今日は生活の順番で見ていきます。
まず知っておきたいこと
エアコンの2027年問題は、2027年度から家庭用エアコンの省エネ基準が厳しくなって、基準に届かない機種は製造や販売がしにくくなる流れのことです。壁掛け型では、現行基準から最大34.7%の性能改善が求められるとされています。
この話でいちばん気になるのは、たぶん「今の安い機種が減るのか」と「買い替えを急ぐべきか」の2つです。実際、低価格帯のモデルは基準を満たしにくく、2027年以降は選べる機種が変わる見込みです。
先に見るべきなのは制度より今のエアコンの状態です。まだ元気な機種まで慌てて替える話ではないんですよね。
うちで先に見る順番
わたしなら最初に、本体の製造年を見ます。ここを飛ばして価格の話だけ追うと、必要のない買い物まで考え始めてしまうからです。
メーカー側でも、製造から10年以上たつエアコンは交換部品の生産終了で修理できない可能性があると案内しています。しかも問い合わせは毎年6月ごろから増え、7月と8月に集中しやすいそうです。
わたしが一度止まるのもここです。古い機種で真夏に壊れると、機種選びと工事予約を同時に進めることになって、かなり慌ただしいんです。

まずここで止まります
次の5つを見ておくと、今すぐ動くべきかがかなり分かります。
- 製造年を確認する
- 冷え方を見直す
- 異音や水漏れを見る
- 設置時期を早めに考える
- 本体代と電気代で見る
この順で見れば、焦って店頭に行かなくても済みます。あと回しにして困りやすいのは、故障気味なのに夏まで放置するパターンです。
今買うほうがいい人
今のうちに買い替えを考えたいのは、製造から10年前後たっていて、効きが悪い、変な音がする、水漏れがある、こうしたサインが出ている人です。販売店の案内でも、冷えにくさや異音、水漏れは買い替えの目安として挙げられています。
それに、2026年の需要期には駆け込みが起こる可能性があり、安めのモデルから売れたり、工事予約が混みやすくなると見られています。真夏に「壊れたから今日中に何とかしたい」となると、選べる機種も日程もかなり狭くなります。
ここ、気持ちはよく分かります。まだ動くし、来年でもいいかなと思いやすいんですが、少し不調があるなら梅雨前までに見積もりだけでも取っておくほうがラクです。
まだ待っていい人
逆に、まだ待ってよさそうなのは、製造年が比較的新しく、冷暖房の効きにも問題がなく、修理歴も少ない人です。メーカー情報でも、2027年4月の前後どちらが正解と決まっているわけではなく、今使っている機種の状態や暮らし方で考えるのがよいとされています。
新しい省エネ基準を満たす機種は、本体価格が上がりやすい一方で、電気代は下がる方向です。販売店側でも、10年ほど使い続けた場合は、本体代と電気代を合わせた負担が大きく変わらない試算もあると紹介しています。
だから、「今の機種が元気なのに、とにかく2027年前に替えなきゃ」とまでは考えなくて大丈夫です。ここは買う時期より、今の機種の残り方をどう見るかのほうが大事です。
値段だけで決めにくい理由
2027年問題の話がややこしく感じるのは、単純に「今が安い」「後は高い」で終わらないからです。たしかに、安価なモデルは減る見込みですが、そのぶん省エネ性能の高い機種が増えて、使ってからの電気代には差が出やすくなります。
実際、2027年以降は「とりあえず一番安いやつで」という選び方がしにくくなると案内されています。寝室や子ども部屋用に最低限でいいと思っていた人ほど、この変化は大きく感じるはずです。
本体価格だけで決めると後で迷い直しやすいです。使用時間が長い部屋なら、少し高くても消費電力量まで見たほうが納得しやすいかなと思います。
迷いやすい分かれ目
このテーマで迷いやすいのは、「壊れていないなら放置でいいのか」と「古いけどまだ使えるなら様子見でいいのか」の境目です。わたしなら、10年前後という年数と、不調の有無をいっしょに見ます。
たとえば、10年近く使っていて冷えが弱いなら、2027年を待つより先に動いたほうが現実的です。反対に、5年目や6年目で不調もなく、部屋の使い方も安定しているなら、急いで結論を出す話ではありません。
読んでいて「うちはちょうどその中間なんだけど」となりますよね。そんなときは、買うかどうかを今すぐ決めるより、機種の製造年と工事の混む時期だけ先に押さえるのがおすすめです。
先に答えを置くなら
結局どうするかをひと言で言うなら、故障気味で古いなら2026年の夏前までに検討、まだ新しく元気なら慌てなくてOKです。これがいちばん動きやすい分かれ方です。
そのうえで、設置する部屋が長時間使うリビングなのか、寝るときだけの寝室なのかでも考え方は変わります。毎日使う部屋なら、省エネ性能の差が出やすいので、新基準の機種を待つ考え方にも意味があります。
反対に、使用時間が短い部屋なら、本体価格の差のほうが気になりやすいですよね。ここは家全体で一気に決めなくて大丈夫で、部屋ごとに判断していくほうが無理がありません。
判断を早める小さな確認
もし今週末にひとつだけやるなら、室内機か室外機の銘板で製造年を見ること。ここが分かるだけで、買い替えの温度感がかなり変わります。
あわせて、冷えにくい日が増えていないか、運転音が前より大きくなっていないかも見てみてください。こういう違和感って、忙しいと流しがちなんですが、後から思い返すとちゃんとサインだったりします。
見積もりを取るなら、本体価格だけでなく年間の消費電力量も見ておくと比較しやすいです。数字が並ぶと難しく見えますが、使う年数が長い家電なので、ここは雑に決めたくないところです。
- 見る順番
-
年式、不調、使う部屋の順
迷ったらこの順で確認
エアコン2027年問題は、知らないままだと必要以上に焦りやすい話です。でも、実際には全員が今すぐ買い替える話ではなく、古さと不調があるかで見ると分かりやすいです。
あと、先に決めておくとラクなのが「どの部屋のエアコンを優先するか」です。リビングから見るのか、寝室から見るのか、ここが決まると機種選びも予算の考え方もかなり進みます。
わたしなら今日、まず銘板の製造年を見ます。そこで10年前後なら夏前に見積もりへ、まだ新しければ不調の有無だけメモしておく、その一歩で十分です。




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