夏が来る前にエアコンを一度動かしておこうと思いつつ、「今日の気温でやって大丈夫?」と迷って後回しにしてしまった、という経験がある方も多いのではないでしょうか。
こんにちは、『くらしごと』のしおりです。今回は、エアコンの試運転に適した気温の目安と、やり方・確認ポイントをまとめました。
「涼しい日にやっても意味がある?」「いつ頃がベストなの?」という疑問に、生活の流れに沿ってお答えします。
試運転に向く気温と向かない気温
エアコンの試運転で冷房をかけるとき、外気温が低すぎると冷房がすぐに止まってしまい、ちゃんと動いたかどうかの確認にならないんですよね。これ、わたしも最初は気にせずやっていました。
ダイキンが提案している「エアコン試運転指数」によると、試運転に最適な気温は23〜25℃とされています。冷房が10分以上続けて動ける環境が必要で、この温度帯なら室温もちょうど冷房運転が働きやすい状態になっています。
- 26℃以上
-
急いで実施。熱中症リスクが高まる前に動かしておく
- 23〜25℃
-
最適な時期。冷房が続けて動く室温になりやすい
- 21〜22℃
-
適した時期。最適な日が取れないときはこの気温で実施を
- 20℃以下
-
不向き。冷房が動かなかったり途中で止まったりしやすい
20℃を下回る日に冷房をかけても、エアコン側が「これ以上冷やす必要はない」と判断して止めてしまいます。動いたように見えて、実際はフル確認できていない、というケースになりがちです。
試運転はいつ頃までにやっておく?
目安として、本格的に冷房を使い始める1か月前までに試運転を済ませておくと安心です。東京や大阪などでは5月中旬から気温が上がりやすくなるため、4月下旬〜5月上旬に動かしておくのがひとつのタイミングです。
ここで一度止まったのが、「ちょうど良さそうな日」を先に天気予報で確認しておく、という点です。試運転は「気が向いたときに」ではなく、気温の予報を見て「23〜25℃が来る日」を先に決めたほうが、余計な二度手間がなくなります。
試運転の結果、不具合が出た場合は修理や買い替えが必要になります。夏本番になってから気づくと業者の予約も混み合うので、時間的な余裕がある今の時期に確認しておくほうが現実的です。
試運転の手順と確認すること

まずここを確認してから動かします!
試運転の前に、電源プラグがコンセントにきちんと差さっているか、リモコンの電池が切れていないかを先に見ておきます。ここを飛ばすと「動かない原因が本体なのかリモコンなのか」で迷う時間が増えます。
- 運転モードを「冷房」に設定する
- 温度を最低温度(16〜18℃)まで下げる
- まず10分間運転して冷風が出るか確認する
- 続けて30分ほど運転して水漏れ・異音・異臭を確認する
温度設定を最低にする理由は、室温が設定温度に達するとエアコンが自動で冷房運転を止めてしまうからです。16〜18℃に設定しておくことで、エアコンが止まらずに動き続けやすくなります。
こんな症状が出たら要確認
試運転中に気になるのは、冷風が出ない・異常ランプが点滅する・変なにおいがする・室内機から水が落ちてくる、といった症状です。
においについては、冬の間に使わずにいたエアコン内部にカビや汚れが蓄積していることが多く、最初の数分だけ少し気になる程度なら様子を見てもよい場合もあります。ただし、5〜10分たっても強いにおいが続く場合は、フィルター掃除や業者クリーニングを検討したいところです。
水漏れは、ドレンホースの詰まりや室内機の傾きが原因であることが多く、自分で対処できる場合と業者に頼む必要がある場合があります。床や壁に水がついていたら、まずドレンホースの出口を確認してみるのが最初の一歩です。
気温が低い日にやってしまったら?
「今日は20℃以下だったけど、もう試運転してしまった」という場合、冷房がすぐに止まっていたなら確認が不十分だった可能性があります。この場合は、気温23℃以上の日に改めて試してみると確実です。
ただ、電源を入れて運転開始ができたなら、少なくとも基本的な電気系統や起動に問題はないことが分かります。完全に何も確認できていないわけではないので、「気温が上がった日にもう一度確かめる」という流れで十分対応できます。
試運転は「暑くなる前」が動きやすい
エアコンの試運転は、外気温が23〜25℃になる日を選んで、冷房の最低温度で30〜40分動かすのが基本の流れです。不具合が見つかったときも、夏前なら修理や手配に余裕が持てます。
ちなみに、試運転と同じタイミングでフィルターの掃除も済ませておくと、冷房効率が上がって電気代にも影響が出やすいです。フィルターは外して水洗いし、しっかり乾かしてから戻すだけなので、試運転の前後にセットでやってしまうのが一番まとまります。
まず今週の天気予報を開いて、最高気温が23℃以上の日を一つ決めてみてください。日が決まれば、あとはリモコンを手に取るだけです。









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