大学生のパソコン、メモリは8GBと16GBどっちを選ぶべき?

進学前にパソコンを選ぶとき、メモリのところで手が止まる人は多いと思います。8GBと16GBで価格が変わるし、使う前から「どこまで必要か」を判断するのは正直難しい。

『くらしごと』のしおりです。PCまわりのことは、わたしも細かいところで何度か迷ってきたので、今回は「大学生が4年間使う前提で、メモリをどう選ぶか」という視点でまとめました。

目次

先に答えだけ言うと

結論から言うと、予算に余裕があれば16GBを選んだほうが4年間ストレスが少ない、というのがわたしの判断です。

ただ、「8GBでは絶対にダメ」というわけではありません。使い方や学部によって、8GBで十分なケースもあります。どちらを選ぶかは、自分の使い方を先に確認してから決めると、後悔しにくいです。

ここで一度止まりたいのが「自分が大学でどんな使い方をするか」という点。進学前だと実感がわきにくいんですよね。なので、よくある使い方のパターンから逆算して考えてみます。

メモリって何をしているの?

メモリは、パソコンが今やっている作業を一時的に置いておく場所のことです。机の広さで例えると分かりやすくて、広い机ほど同時に広げておけるものが増えるイメージです。

ブラウザのタブをたくさん開いたり、WordとSlideを同時に使ったりするとき、メモリが足りないとPCの動作が重くなります。容量が大きいほど、複数の作業を同時にこなしやすくなります。

ストレージ(保存容量)と混同しやすいのですが、役割が違います。ストレージは「引き出しの数」、メモリは「今広げている机の広さ」と覚えておくと整理しやすいです。

8GBと16GBの差が出る場面

差がはっきり出やすいのは、複数のアプリを同時に使うときです。たとえばZoomやTeamsで授業に出ながら、裏でメモを取ったりブラウザで調べたりするのは、大学生活でよくある場面です。

ここ、意外と盲点になりやすいです

8GBが苦手な状況

Web会議+ブラウザ複数タブ+Office同時起動

16GBが余裕な状況

同じ環境でも動作が安定しやすく、音声・映像が途切れにくい

ブラウザのタブを30個開いた状態で比較すると、8GB環境はメモリ使用率が8割近くに達するのに対し、16GBなら4割台で収まるという検証結果もあります。この差は、動作の重さとして実感に直結します。

学部・使い方で変わる目安

文系か理系かよりも、「何に使うか」で判断する方がわたしはしっくりきます。レポートや調べ物が中心で、動画編集やプログラミングを使わないなら、8GBでも不満なく使えることが多いです。

主な使い方8GBの目安16GBの目安
レポート・文書作成◎ 問題なし◎ 余裕あり
ブラウザ多タブ+Office同時△ 重くなりやすい○ 安定しやすい
Web会議しながら作業△ 不安定になることも○ 快適に使いやすい
プログラミング・開発△ 環境によっては厳しい○ 余裕をもって動く
動画編集・写真編集✕ かなりきつい○ 入門レベルなら対応可

理工系や情報系の学部だと、プログラミングの開発環境を動かしたり、複数のツールを同時に立ち上げたりすることが増えるので、16GBにしておく方が安心です。

大学から指定がある場合も確認して

入学予定の大学が、推奨スペックを公開しているケースがあります。千葉経済大学では推奨スペックとして16GB以上、横浜国立大学では全学部共通で16GB以上を推奨している、という事例も出ています。

大学から入学案内や推奨PC情報が届いている場合は、そこに書かれたスペックを先に確認するのが一番確実です。大学の推奨スペックがある場合は、それを最優先の判断材料にすること。わたしならここを最初に見ます。

後から増設できるか確認しておく

薄型ノートPCの場合、メモリが基板に直接はんだ付けされていて、後から増やせないモデルが増えています。購入後に「もっと増やしたい」と思っても、できない機種が結構あるんです。

後から増設できるかどうかは、製品仕様ページの「メモリスロット」や「メモリ増設」の項目に書かれていることが多いです。購入前にここを見ておかないと、あとで後悔しやすいポイントです。

増設できないモデルを選ぶなら、最初から16GBにしておく方が4年間を通じて動きやすいです。増設できるモデルなら8GBから始めて様子を見る、という選択肢もあります。

価格差はどれくらいか

同じモデルで8GBと16GBを比べると、価格差は1万円から2万円前後になることが多いです。4年間使うと考えると、1日あたりに換算するとわずかな差です。

一方で、予算が限られている場合に無理に16GBへ上げる必要はありません。使い方が限定的で「レポートとメール程度」という人には、8GBでも支障が出にくいです。

価格差よりも「4年間使う中でどんな場面が増えそうか」を先に考えておくと、後から「やっぱり16GBにすればよかった」となりにくいです。

迷ったらここから決める

8GBか16GBかで迷ったら、まず「大学から推奨スペックが出ているか」を確認して、次に「増設できないモデルかどうか」を見るのが、わたしの順番です。この2つを先に確認するだけで、かなり決めやすくなります。

ちなみに、同じ16GBでも「8GB×2枚のデュアルチャネル構成」の方が、「16GB×1枚」より動作が速くなる場合があります。スペック欄に「8GB×2」と書いてあれば、それはむしろ良い構成です。

使い方も予算もひとそれぞれなので、「16GBが絶対正解」とは言いきれないのが正直なところ。ただ、迷っているなら16GBにしておく方が、4年間を通じて選択肢が広がりやすいと思います。まずは大学の推奨スペックと、購入予定機種の増設可否を今週末にでも調べてみてください。

情報は更新時点のものです。最新情報は公式サイトもあわせてご確認ください。

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「くらしごと」しおり

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