エアコン試運転の臭い、原因別に確認したい3つのこと

シーズンはじめにエアコンをつけたら、なんか臭い…という経験、一度くらいはあるんじゃないでしょうか。

『くらしごと』のしおりです。毎年この時期になると「試運転したら変な臭いがした」という声をよく聞きます。慌てて換気したけど結局どうすればいいのか、そのまま使っていいのか、迷いますよね。

この記事では、エアコン試運転時の臭いの原因と、順番に確認したいことをまとめています。

目次

まず臭いの「種類」から判断する

試運転で臭いがしたとき、わたしが最初に確認するのは「どんな臭いか」です。臭いの種類で原因がほぼ絞れるので、ここをすっ飛ばすと対処が空振りになりやすいです。

大きく分けると、ホコリっぽい臭い・カビっぽい臭い・焦げたような臭いの3つが多いです。それぞれ原因と対処がちがうので、まずここで止まって確認したいところです。

ホコリっぽい臭い

フィルターや吹き出し口にたまったホコリが原因のことが多い

カビっぽい臭い・生乾き臭

内部のカビや湿気が原因。梅雨前後や長期放置後に出やすい

焦げたような臭い・異臭

内部の部品劣化や異物混入のおそれあり。使用を止めて確認する

焦げ系の臭いは他とは話が別で、そのまま使い続けるのはよくないです。窓を開けて換気してから一度電源を切り、メーカーや購入店に相談するのが先です。

ホコリ・カビ臭のときに確認したいこと

ホコリ系やカビ系の臭いは、多くの場合は自分で対処できます。ただ、順番を間違えると二度手間になるので、まず状態を確認してから動くほうがラクです。

試運転前に次のことを見ておくと、原因が絞りやすくなります。

  • エアコンの吹き出し口・フィルター周辺にホコリがたまっていないか
  • 昨シーズン終わりにフィルター掃除をしたか
  • 送風モードで10〜15分ほど運転したことがあるか
  • 室内に原因になりそうなものがないか(タバコ、ペット、カビ気味の壁など)
  • 臭いの種類がホコリ系か、カビ系か、焦げ系かを確認したか

フィルターにホコリがたまったままだと、風と一緒に臭いも出てきます。シーズン前に一度フィルターを外して水洗いするだけで、かなり変わることが多いです。

試運転前にやっておきたい対処

臭いが出る前に動けるなら、それが一番てっとり早いです。わたしなら試運転の前日か当日の朝に、まずフィルター掃除から始めます。

フィルター掃除、シーズン前にやっておくと臭いが全然ちがいます!

フィルターを外してホコリを払い、水洗いしてしっかり乾かしてから戻します。乾く前に戻すとカビの原因になるので、ここは焦らずに乾燥させてから取り付けるのが大事です。

フィルター掃除のあと、冷房や暖房をかける前に送風モードで10〜15分ほど運転しておくと、内部の湿気やホコリが出やすくなります。窓を開けて換気しながらやるのが◎です。

臭いが続くときに考えること

フィルター掃除と送風運転をしても臭いが消えない場合は、内部のカビが進んでいる可能性があります。エアコンの内部にはフィルターより奥に熱交換器や送風ファンがあって、ここにカビが生えると自分では取り除けないです。

この段階になると、エアコン内部クリーニング(専門業者によるクリーニング)を検討するタイミングです。費用の目安は1台あたり1万円前後が多いですが、機種やオプションによって変わるので、複数社に見積もりを取るほうが無難です。

ただ、カビ臭が出ているエアコンをそのまま使い続けると、胞子を室内に拡散させることになるので、後回しにするとじわじわ困ります。気になっているなら早めに動いたほうがいいです。

市販のエアコンスプレーは使っていいか

ドラッグストアやホームセンターでよく見かけるエアコン向けのスプレー洗浄剤、使っていいか迷う人も多いと思います。

結論としては、使う場合は「フィルター専用」か「吹き出し口向け」のものを選ぶほうがいいです。内部の熱交換器に向けて直接スプレーするタイプは、液が排水トレーに流れずに残って逆に臭いの原因になることがあります。

使い方をよく確認せずにスプレーして、かえって状態を悪化させたという話も聞きます。「フィルター掃除→送風運転→換気」の順で試してから、それでも改善しない場合にスプレーや業者クリーニングを考える順番がわたしはラクです。

シーズン後に臭いを持ち越さないために

エアコンの臭いは、使い終わったあとのひと手間で翌シーズンが全然変わります。冷房の最終日に送風モードで1時間ほど運転しておくと、内部の水分が飛んでカビが生えにくくなります。

これをやっておくだけで、次のシーズン最初の臭いがかなり軽減されます。わたし自身、これを知ってからは試運転の臭いでほとんど困らなくなりました。

フィルター掃除と内部乾燥、この2つだけでも習慣にしておくと、毎年の試運転がずっとラクになります。

迷ったらここから確認する

エアコン試運転の臭いは、まず「臭いの種類」を見てから対処を決めるのが順番です。ホコリ系ならフィルター掃除、カビ系なら送風運転プラス業者クリーニングの検討、焦げ系なら使用を止めて相談、と動きが変わります。

ちなみに、シーズン終わりの送風運転は翌年への備えとして一番コスパがいい対処です。費用ゼロで臭いを持ち越しにくくなるので、冷房の最終日だけ意識しておくと後がラクです。

まずはフィルターの状態を見て、掃除してから送風運転を試してみてください。それでも気になる臭いが残るようなら、業者クリーニングを一度検討してみるタイミングかもしれません。

情報は更新時点のものです。最新情報は公式サイトもあわせてご確認ください。

この記事を書いた人

「くらしごと」しおり

『くらしごと』では、暮らしの中で気になることや、動く前にちょっと確認しておきたいことをわかりやすくまとめています。

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